床シートの貼り方

【おしゃれな内装リフォーム】福岡内装センター(株)社長 倉石一成

2009年11月11日 01:34

こんにちは。

今日は、施工の秘密・・・・・と言いますか
こんな風に施工するんだ~~っておもって欲しくて書きます。

今回は床編!!
床材は、と~~~~~ってもたくさん種類があります。
しかし、大きくは2種類ではないでしょうか。

タイル形状とシート形状ですね。
この中で、枝葉のように多種多様に、種類が別れています。

人が使う場所、そこのスペースをどの様な目的で使うのか
どんな人が使うのか・・・・・
それによって使う材料が決まってきます。

トイレに適したもの。
屋外に適したもの。
事務所に適したもの。    
店舗に適したもの・・・などなど。

また、そこにタイルが良いのか、シートが良いのかにもなるし。
一般的にタイルの方がデザインの面からみて、豊富にアレンジできますから
店舗には向いてますね。
皆さん良く行かれると思いますが
イオンとかゆめタウンなど良く見ると皆タイルなんですよ~~。


前置き長いですが、本題。まず施工前の状態ですね
良く掃除をした後の状態です。僕はこの施工の掃除には
ものっすごくうるさいし細かいです。自負しています。(家では反動が・・・・・)










この様にシートを張る時には、「切りしろ」が必要です。
当然後でこれは、壁にぴったりに切らなければいけません。(隙間なく)
ここからが、職人さんの技の見せどころなんですね。













では
どのようにして、このシートを壁に隙間なく仕上げるか。
答えは、この道具を使います。先っちょからカッターの刃が出ています。
名は「パーキリ」と言います。   なぜか?

多分パーフェクトに切れる・・・・・・・てメーカーは言いたいのでしょう・・・・・・。













こんな風に壁に押し当てて、横に滑らすようにします。
結構加減が難しいのですよ!
良く「へ~~それがあれば自分も床貼れるんだ」って言われますが
イヤイヤ・・・・・そこは・・・・ね。
そうはいかないのです。










はい、ここまではこの「パーキリ」で切れますが、ここまでしか切れません。
後の残りはどうするの?

はい。
後はやはり、自分の手で仕上げるしかありません。
皆さん、参考までに、だいぶん為になる話します。

私たちは、腕の良さを判断する基準の判断として
この最後の切り込みを見ます。

パーキリの使える場所は職人なら大体皆きれいにいきます。(行ってあたり前です)
しかし、この自分の腕で仕上げるこの場所こそ
本当に腕が試されるところなんですね。

だから、壁紙でも床貼りでも
皆さんは、もう少し末端の仕上げがどうなって いるのかを注意して見られると
良いと思います。

後仕事(現場)(掃除を含めて)をきれいにしているかどうかも見てください。
その職人さんの性格も分かるとおもいます。









集中!!











どうですか~
うまくいきましたね!










こんなところもフリーハンドで仕上げます。












今日は、こんなところしかお見せできませんが
いつか、現場についてから、後片づけまでの行程をご紹介したいと思います。


では
今日の事が、皆さんの参考になる日が来れば幸いです。

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